腎臓の働きについて

腎臓とは

腎臓は、腰のあたりに左右対称に存在する2個の臓器のことで、成人の握りこぶしぐらいの大きさをしています。尿をつくることで知られる臓器ですが、尿をつくる以外にもあなたの体を正常な状態に保つために、様々な働きをしています。そこで腎臓がどんな働きをしているのかについてご紹介します。

腎臓はどんな働きをしているのか

老廃物の排出

上記の通り腎臓は、血液を濾過して尿をつくり、老廃物を排出する働きをしています。
老廃物とは、クレアチニンや尿素、尿酸など窒素を含んだ窒素老廃物のことをいいます。
腎臓の働きが悪くなってしまうと、これら老廃物や毒素が体外に排出できずに留まってしまい、尿毒症になってしまうこともあります。

体内の塩分量の調節

腎臓は必要な塩分は体に残したり、不必要な分は尿で排出したりと、体内の塩分量の調節をしています。
腎臓の働きが悪くなり塩分量の調節が上手く行われないと、血圧上昇やむくみなどの症状を引き起こすこともあります。

骨を強くする

骨を強くするために様々な臓器が関わっています。その中で腎臓は、骨にカルシウムを沈着させるために必要なビタミンDを活性型ビタミンD3に変える働きをします。腎臓の働きが悪くなり活性型ビタミンD3が作られないと、血中カルシウムの濃度が低下し、骨がもろくなってしまうでしょう。

これら病気を防ぐためにも、動脈硬化予防に努めましょう。そして眼底出血予防、脳卒中予防、心筋梗塞予防や心不全予防につなげて下さい。

血液をつくる

腎臓は、エリスロポエチンと呼ばれるホルモンを分泌し、骨髄の中にある細胞を刺激し、血液をつくっています。腎臓の働きが悪くなると、ホルモンが分泌されず、十分に血液が作られずに貧血になってしまうでしょう。

腎臓の働きが悪くなり、上記のような症状が現れた場合は、すぐに病院で診てもらいましょう。
世田谷区お住まいで腎臓を診てもらいたい方は、用賀にある当クリニックの腎臓内科を受診して下さい。
桜新町駅から徒歩6分の位置にございます。
高血圧にお悩みで高血圧専門の病院をお探しの方も、当クリニックで診させて頂きますので、どうぞ足をお運び下さい。
他にも、呼吸器内科やアレルギー科、禁煙外来でのご利用もお待ちしております。

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