気管支喘息の症状と原因

気管支喘息 気管支喘息の発作は多くの場合、夜中から明け方にかけて起こり、日中には治まるという特徴を持っています。年齢に関係なく、小さなお子さんから年配の方まで発症する疾患です。こちらでは、気管支喘息の主な症状と原因についてご紹介します。

気管支喘息の症状と原因

気管支喘息の症状

気管支喘息は、呼吸が急に苦しくなる病気です。息を吸う時が特に苦しく、ゼイゼイ・ヒューヒューと鳴る発作性の疾患です。
気管支喘息の発作が起こると、気道の粘膜が様々な刺激に過敏に反応するため、炎症でむくんでしまい、気管支が狭くなってしまいます。
同時に、気管支の粘膜から大量の痰が分泌されて気道を防いでしまうため、呼吸が苦しくなります。発作は、30分から数時間、時には数日間も継続することがありますが、ほとんどが咳と痰を出すことで治まります。しかし、大きな発作になると意識を失うことや、場合によっては窒息などを招くこともあるので、絶対に油断をしてはいけない疾患です。

気管支喘息になる原因

気管支喘息になる原因は、様々な説があるため断定は出来ませんが、大まかに分けるとアレルギー型と非アレルギー型の2種類あると考えられております。

アレルギー型の場合、アレルギー反応を起こす物質が体内に侵入することで、身体が拒否反応を起こし喘息を引き起こします。主に、ハウスダストや花粉類、またはカビや動物の毛、ホコリ、ダニなどがあげられます。
また、食物アレルギーであれば、アレルギー性の強い食べ物であるカニやエビ、鶏卵、肉などを摂取することで発作を起こすこともあります。
アレルギー体質になる理由は、高い確率で遺伝が関係しているといわれています。そのため、ご先祖や家族、親戚などがアレルギー疾患を持っていると、喘息を発症しやすいといわれています。

非アレルギー型の場合は、アレルギー以外の原因によって発症します。主に、自律神経失調やホルモンバランスの乱れ、生活習慣の乱れ、喫煙や工場の排煙、排気ガスなど、大気汚染や生活習慣、化学物質、食品添加物が影響していると考えられています。


気管支喘息の症状があるという方は、桜新町にある当クリニックにいらして下さい。呼吸器科だけでなく、一般内科、腎臓疾患、循環器科、禁煙治療もあります。高血圧予防や生活習慣病予防をしたいという方も承っておりますので、是非一度受診下さい。

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