口唇ヘルペス

口唇ヘルペスとは

くちびるやその周りに水ぶくれや発疹が出て、ピリピリ・チクチクするような違和感やかゆみを伴う疾患で、単純ヘルペス感染症の一種です。普段は潜伏しているウイルスが免疫によって抑えられ活動できないため症状は出ませんが、 発熱・疲労・ストレス・強い紫外線などの刺激により免疫が低下するとウイルスが始動し症状として現れてきます。

口唇ヘルペスの治療

治療には、ウイルスの増殖を抑える“抗ヘルペスウイルス薬”の飲み薬や塗り薬を使います。
このお薬は、ウイルスが増殖しているときに効果を発揮しますので、症状が出たら、できるだけ早く使い始めることが重要です。
お薬を使用することで、症状を軽減し、治療までの期間を短くすることができます。

症状が出ている時の注意点

・「水ぶくれ」や「かさぶた」には、なるべく触れないようにしましょう。
・人にうつさないように、水ぶくれに触れたら、石けんを使って手をきれいに洗いましょう。
・また、タオルやコップは共用しないようにしましょう。

口唇ヘルペスで来院される方が増えてきています。

「風邪をひいたあとから」、「年度末で忙しく疲れがたまって」、「環境変化のストレスがあって」など、誘因は様々ですが、ここ最近、口唇ヘルペスで来院される方が増えてきています。
気になる症状が出たら、できるだけ早めに受診しましょう!

2018年6月29日
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