陥入爪でお困りの方
陥入爪とは
爪の角が周囲の皮膚に刺さって炎症を起こした状態をいい、そのまま放置すると患部に肉芽組織が生じることもあります。巻き爪は爪の両脇が湾曲する程度で化膿することは殆どありませんが、陥入爪の場合は患部が赤く腫れて化膿したり、歩行時に強い痛みを伴うなど、日常生活に支障をきたすケースもあります。
主な原因
深爪や合わない靴を履き続けることによる圧迫が殆どです。先の細い靴やハイヒールを好む場合、こうした靴を履きやすいよう爪の角を落としてしまうことで深爪にもなり易く、また切り残しが棘のようになって患部に刺さってしまう現象も起こります。
治療の種類
患部の状態により数種類の治療法があります。健康保険が適応できる治療法とできない治療法があります。担当医が患部をよく拝見して該当する治療法を説明し、ご納得いただいたうえで実際の治療を開始します。どの治療法も数週~数ヶ月の通院が必要ですが、根気よく通院して痛みを軽減していきましょう。
やけどに注意しましょう❢
2月のイベント✨
冬から始める花粉症対策✨
保湿ケアを変えましょう
寒い日が続きますね。今日は『保湿ケア』についてお話します。
健康な肌の保湿成分が減ると、お肌は水分を失い乾燥しバリア機能が低下します。すると刺激やアレルゲンに弱くなり、かゆみを引き起こします。
かゆみの部位を掻いてしまうことで炎症し、さらにかゆみを引き起こす「かゆみの悪循環」が起こってしまうので、症状や季節に合った毎日の保湿ケアが重要です(^^)/
当院では医薬品だけではなく、おススメの高保湿乳液や基礎化粧品を取り扱っておりますので、ご気軽に相談ください!(^^)!
<保湿剤の選び方>
まず肌に刺激がないことを確かめることが大切です。使用感については軟膏タイプ・クリームタイプ・乳液・ローションタイプ等様々な種類があります。
一般的に油分が多く配合された製剤の方が保湿力は高く、秋冬には軟膏・クリームタイプがおススメです。
<効果的な塗り方>
保湿剤は朝と晩など1日2回以上塗ると効果的です。
軟膏・クリームタイプは大人の人差し指の先端から第一関節まで出した量(1FTU)、乳液・ローションタイプは手のひらに1円玉大の量が大人の手のひら約2枚分の面積に塗る量の目安になります。
※詳しくは以前更新した「薬はどのくらい塗ったらいいの?」をご覧ください!
<乾燥肌を悪化させないために>
・爪は短くして、かゆくてもできるだけ搔かないようにしましょう
・汗をかいためそのままにせず濡れたタオルなどでこまめに拭き取りましょう
・入浴はぬるめのお湯にし、身体は優しく洗い、しっかりとすすぎましょう(ゴシゴシ洗いは✖)
・入浴後は保湿ケアをしましょう
・肌着など直接肌に触れるものは、チクチクしない柔らかい素材を選びましょう
・加湿器などで室内の湿度を適度に保ち、乾燥を防ぎましょう
・アルコールや香辛料は体温が上がってかゆみが強くなるので控えましょう
2023年1月18日11:08 AM