すきっ歯の治療

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すきっ歯とは

すきっ歯とは、虫歯などで穴が空いたわけではなく、自然に歯と歯の間に隙間が空いてしまっている状態です。矯正歯科では空隙歯列(くうげきしれつ)と呼びます。
見た目への影響が気にされがちですが、実は歯間に食べ物がつまりやすかったり、歯の間に歯石がたまりやすい状態になるため、健康・機能面でのリスクもあります。

すきっ歯の原因

  • 1つめは、遺伝・先天性によるものです。
  • 生えてきた歯が生まれつき小さかったり、生えてくる予定の歯が欠損して生えてこなかったりすると、前歯の間に隙間があいてしまうことがあるのです。
    また、成長過程で歯とあごのバランスが崩れることで隙間ができ、「すきっ歯」になることがあります。

  • 2つめは生活習慣によるものです。
  • 舌を前に押し出す癖や幼少期の指しゃぶりの癖によって徐々に歯が広がり、隙間が空くというケースも。

  • 3つめは、何らかの理由で他の歯を欠損してしまったことによるものです。
  • 虫歯や歯周病で奥歯をなくしたことにより、本来隙間がなかった前歯が動き、隙間が開いてしまうこともあります。

すきっ歯のリスクと治療の目的

すきっ歯の場合、歯の間に食べかすなどが詰まりやすくなりますので、食事の際に毎回不快感を覚えたり、歯に挟まらないか気にしなければなりません。
また、歯ブラシがいきわたりにくく、うまく磨けていないと歯の間に歯石がたまり、そこから細菌が繁殖して虫歯になったり、歯周病を引き起こしたりするというリスクも高まります。
歯と歯の間に隙間がある状態なので間から息が漏れ、「サ行」や「タ行」の発音がしづらくなることがあります。 歯の機能や、体の健康を守るためにも矯正治療をご検討してはいかがでしょうか。

いしかわ矯正歯科が提案する すきっ歯の治療法

すきっ歯の治療(非抜歯)
主訴/ニーズ すきっ歯
治療期間 2年
治療内容 上下マルチブラケット
費用 78万円程度(+毎月の処置費用がかかります)
主なリスク 治療中の歯磨きが難しくなる・しゃべりにくくなる・歯や頬が痛くなることがある
治療前
治療中
治療後
すきっ歯の治療(抜歯)
主訴/ニーズ すきっ歯
治療期間 2年
治療内容 上下マルチブラケット
費用 78万円程度(+毎月の処置費用がかかります)
主なリスク 治療中の歯磨きが難しくなる・しゃべりにくくなる・歯や頬が痛くなることがある
治療前
治療中
治療後
すきっ歯の治療(裏側からの矯正)
主訴/ニーズ すきっ歯
治療期間 2年半
治療内容 上下リンガルブラケット
費用 110万円程度(+毎月の処置費用がかかります)
主なリスク 治療中の歯磨きが難しくなる・しゃべりにくくなる・歯や頬が痛くなることがある
治療前
治療中
治療後

矯正治療のリスク

矯正治療は矯正の知識と患者さんの協力により、良い結果を生むことができます。身体の治療と同じようにいくつかのリスクおよび限界があることを、知っておかなければなりません。

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