汗にお悩みの方は皮膚科でご相談を!

8月に入り、まだまだ暑い日が続いていますね💦

暑さによる発汗は、汗が蒸発する時に身体の表面の熱を奪って身体を冷やしてくれる働きをしてくれています。汗が体温を一定に保ってくれているおかげで私たちの体は正常に機能することができているため、暑さによる発汗は大切な体の機能だと言えます。

ただ、そんなに暑くないのに汗が流れるほど出たり衣服が濡れるほどの汗をかいてしまうなど、必要以上の汗が出る症状があれば、それは「多汗症」かもしれません。

多汗症には、全身に汗をかく「全身性多汗症」と、汗腺が集中している脇や掌に限定される「局所性多汗症」があります。

この「限局性多汗症」は、明らかな原因がないにも関わらず日常生活に支障をきたすほどのたくさんの汗が出てしまう状態をいいますが、それぞれ診断基準がありますので当てはまる方は保険診療での治療が可能です。

【原発性腋窩多汗症の診断基準】

シャツに汗染みができるなど、日常生活に支障をきたすほど多量の脇汗が明らかな原因がないまま6カ月以上みられ、以下の6症状の内2項目以上当てはまる場合を「原発性腋窩多汗症」と診断されます。

  1. 最初に症状が出るのが25歳以下であること
  2. 左右両方で同じように発汗がみられること
  3. 睡眠中は発汗が止まっていること
  4. 1週間に1回以上多汗の症状が出ること
  5. 家族にも同じ疾患の患者さんがいること
  6. 脇汗によって日常生活に支障をきたすこと

【原発性手掌多汗症の診断基準】

手の多汗症状が6カ月以上続き、以下の6症状の内2項目以上当てはまる場合、「原発性手掌多汗症」と診断されます。

  1. 最初に手の多汗症状が出たのが25歳以下
  2. 左右の手のひらに汗をかく
  3. 睡眠中は発汗が止まっている
  4. 1週間に1回以上、手の多汗症がみられる
  5. 家族に同じ症状の方がいる
  6. 手汗のために日常生活に支障をきたしている

当院では、脇汗や手汗に対して

保険診療・自費診療の治療薬を診察に応じて処方可能です!

汗で困ることが多いな…

もしかして、多汗症かな?

などなど、気になる症状があればぜひ一度ご相談ください✨

2025年8月2日10:00 PM

シミ、肝斑が気になる方へ

連日暑い日が続き、紫外線対策が一層大切な時期となりました!

日焼け止めや保湿が大切なのはもちろんですが、気になる症状に対して内服でのアプローチはいかがでしょうか💡

当院では、美容内服として下記をご準備しております。

・シナール

   コラーゲンを生成し、肌のハリやツヤを保つとともにメラニン色素の形成を抑制し、シミや

   そばかすを薄くします。

・トラネキサム酸

   メラニン色素の生成を抑制し、シミやそばかすを薄くします。

   (副作用に血栓症のリスクがあるため、医師にご相談ください。)

・ユベラn、トコフェロールニコチン酸エステルカプセル

   ビタミンE。肌の酸化を抑え、肌の代謝を促します。

・ハイチオール

   ターンオーバーを促進し、肌にもともと備わっている機能の回復を促し、シミやそばかすを

   薄くします。 

セット・単品の販売を行っておりますので、興味のあるものがあれば一度ご相談ください!

2025年7月18日11:00 AM

2025年夏季休暇のお知らせ

誠に勝手ながら、下記の期間はお休みをいただきます。

8月10日(日)~8月17日(日)

8月18日(月)より通常診療となりますので

何卒宜しくお願い致します。

9 (土)10日(日)11日(月)12日(火)13日(水)14日(木)15 (金)16 (土)17 (日)
  通常診察
(午前のみ)
休診休診休診休診休診休診休診休診

   

2025年7月16日10:45 AM

水虫は皮膚科へ!

この時期になると、当院では水虫(白癬菌)のご相談が増えてきます💡

水虫(白癬菌)の主な症状は、

・足の皮むけ、かゆみ

・かかとのかさつき

・爪が濁る、分厚くなる

・足に水ぶくれができる

など様々です!

水虫は放置しておくと、人に移してしまったり、全身の皮膚に広がってしまう可能性もありますので、気づいた際は早めの受診をお勧めしております。

市販薬を使用される方も多くいらっしゃると思いますが、市販薬には様々な成分が入っている為合わない成分でかぶれを起こしやすい場合が多いです。

なにより、市販薬を使用してからの診断は偽陰性となりやすいため、市販のお薬は塗らずに来院して頂くようお願い申し上げます。

ぜひ、水虫の症状に当てはまる方がいらっしゃいましたら、一度当院へご相談くださいね!

2025年7月4日11:00 AM

お顔の赤みや頭皮のフケ、脂漏性皮膚炎かも?

脂漏性皮膚炎とは、頭の生え際や、顔面などのあぶら分(皮脂)の多い部位に、黄色~銀白色のフケのようなものを伴った赤みが生じる皮膚炎です。

かゆみを生じる場合もあります。また、治療を行っていてもしばしば症状が再発することもあります。

好発部位は、

・顔面(おでこ、鼻のまわり、耳のうらなど)

・頭部

・胸

・脚のつけね

など、皮脂が多く分泌される部位や、皮膚同士がこすれやすい部位に見られます。

原因としては、

皮膚に常在している菌や皮脂分泌、肥満、ストレスなど、さまざまな生活習慣や環境などが重なって発症すると考えられています。

治療には【薬物治療】と【生活習慣の改善】が必要です!

当院では、ステロイド外用薬や抗真菌外用薬などの処方が可能です。

なにか気になる症状があれば、お気軽にご相談くださいね✨

2025年6月21日10:00 AM

梅雨の紫外線対策について

関東も梅雨目前ですが、日差しの強い日も多くなってきましたね💡

紫外線は、目に見える肌の日焼けや日焼けによる炎症を引き起こすだけでなく、将来的な肌のくすみやしみ・そばかす、たるみなどのあらゆる肌トラブルの原因となることが知られています。

特にお天気の悪い梅雨の時期は対策がおろそかになりがちなので、ぜひ意識して対策をしていきましょう✨

そんな紫外線から肌を守るには、

☆適切な日焼け止めを塗る

☆日傘や帽子、UVカット衣類を活用する

こちらが基本です。

日焼け止めは、SPFやPAの値だけでなく、ジェルタイプ、乳液タイプ、ウォータープルーフタイプなど種類は色々あります。

つけ心地や肌への負担、シーンや機能に分けてお使いいただくことをお勧めします。

例えば、日常の買い物ではSPFの値が低く肌への負担が低いもの(SPF10~30、PA++~+++)を選ぶ、レジャーや炎天下でのマリンスポーツではSPFの高いものを選ぶ(SPF30~50、PA+++~)などを基本的に使用し、適宜飲む日焼け止め(※当院ではサンソリットU・Vlock(ユーブロック)を取り扱っております)やスプレータイプのものを用いながら対策をするのも良いかと思います。

そして日焼け止めは、ムラなく、2~3時間に1回は塗りなおすことを基本とし、ケチらずに塗ることが大切です。耳や襟足、胸元や足元など、忘れがちな場所にも丁寧に塗っていただくと効果的です。

紫外線は地面の照り返しによって全身に影響を与えるため、一見塗る必要がないと思えるところにもしっかり塗りましょう!

2025年6月6日12:00 AM

じんましんでお困りの方へ

 蕁麻疹(じんましん)は、突然、赤み(紅斑)をもった小さな皮膚の膨らみ(膨疹)ができる病気です。このふくらみは、いつの間にか消えるのですが、別の場所に現れてはまた消えることを繰り返します。また、ムズムズする痒みをもつことが多いため、症状が長く続く患者さんにとってはつらい病気です。

〇じんましんの原因

 食べ物、薬、ウイルス、ストレス、体調不良、寒暖差などが引き金になると言われていますが、症状が現れる7割以上の患者さんは、自発的に症状が現れる「特発性じんましん」といわれ、原因不明のこともあります。

〇治療について

 特発性じんましんは、主に抗ヒスタミン薬というお薬で治療します。当院では、医師とご相談のもと、抗ヒスタミン薬や副腎皮質ステロイドをライフスタイルに合わせて処方いたします。

じんましんでお困りの方は、ぜひ一度当院でご相談ください!

2025年5月21日10:00 AM

春も紫外線対策を💡

近年は夏だけでなく春にも十分な紫外線対策が必要なことが世間に浸透しつつありますが、皆さんは何故春の紫外線が強いのかご存知ですか?

実は春に紫外線が強くなるのは太陽の位置が影響しています。

太陽の位置は季節によって変化し、春になると太陽の位置が地上に近くなり、紫外線を吸収するオゾン層を通過する距離が短くなるため、春になると多くの紫外線が降り注ぐようになるのです。

私たちの肌に害を与える紫外線には、UV-AとUV-Bが挙げられます。 UV-Aは肌の奥深くにまで到達するため、たるみやしわなどの老化を引き起こします。一方、UV-Bは肌表面の炎症を引き起こし、日焼けやシミの原因になります。 このうちUV-Aはオゾン層に吸収されにくいため、より多くの量が地上に降り注いでしまいます。

5月にはUV-A量は、真夏の7月や8月と変わらない量が降り注ぎます。そのため春には十分な紫外線対策が必要となるのです。

紫外線対策として皆さんが思い浮かぶのは、日焼け止めやUVカットグッズなどの対策ではないでしょうか?

特に日焼け止めは一年を通してPA値を意識しながら対策している方も多いと思いますが、春に意識して行うべき紫外線対策としては更に保湿ケアを意識して行うと良いでしょう。

肌が乾燥していると、バリア機能が低下して紫外線ダメージを受けやすくなります。春は空気が乾燥しているため、十分な保湿ケアを行うとより効果的です。

そしてプラスαとして栄養面でも紫外線対策を考えることが重要です。

紫外線対策に効果的といわれるビタミンCには、紫外線によって出来るシミやくすみを予防し改善する効果があると言われています。

ビタミンCには主に、メラニン生成阻害作用とメラニン色素還元作用の大きく二つの効果があります。

☆メラニン生成阻害作用・・・シミやくすみのもとになるメラニンの生成を抑える働きのことです。

こちらはビタミンC誘導体として化粧品などに使われており、シミのもとになるメラニンの生成に欠かせないチロシナーゼという酵素の働きを阻害する働きを持っています。

☆メラニン色素還元作用・・・こちらはできてしまっているシミに対する働きです。

紫外線を浴び、皮膚の中にあるメラニン色素が刺激を受けると化学反応で参加され、黒くなるのがいわゆるシミです。この酸化されたメラニン色素を無色状態に還元することで、シミを薄くすることが出来ると考えられています。

ビタミンCはメラニンの生成を抑える働きだけでなく、肌の張りの元になるエラスチンやコラーゲンの原料にもなっている重要な栄養素です。特に紫外線を浴びた肌はメラニン色素が活性化するだけでなく、活性酸素も発生し肌にダメージを与えます。抗酸化力があるビタミンCはこの季節必要不可欠な栄養素といえます。

外から塗るビタミンCと合わせて、身体の中から摂るビタミンCにも着目してはいかがでしょうか?

ビタミンCは、一定量以上は体内に貯蓄できないという特性があり、2~3時間で排泄されてしまいます。そのため一度にたっぷりとるよりも毎日こまめに摂ることをお勧めします。

食事にも野菜や果物を意識的に取り入れ、更にサプリメントや医薬品で安定した摂取を目指すと効果的です。

当院では主に以下の商品を取り扱っております。

ご興味のある方はお気軽にお声がけください。

順次日焼け止めの使用方法、商品のご案内もさせて頂きますので是非ご覧ください!

シナール配合錠 に対する画像結果
ディーアールエックス® VCコンセントレート15
グラファ C10 ローション BT10

             

2025年5月7日10:00 AM

日帰り手術のご案内

当クリニックでは、日帰り手術日を設けており、ほくろ除去や小さなできもの(粉瘤など)の切除が可能です。

手術が可能かどうかは医師の診察が必要になりますので、まずは一度ご来院頂いたうえでのご案内となります。

お気軽にご相談ください。

また、術前検査として血液検査が必要ですのであらかじめご了承ください20827954

外科医のイラスト

2025年4月26日11:30 AM

ゴールデンウイーク期間中の診察について

2025年のゴールデンウイークは、カレンダー通りの日程となります。

期間中はご不便をおかけいたしますが、何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。

4月26日(土):午前中のみ
4月27日(日):休み
4月28日(月):通常通り
4月29日(火):昭和の日 休み
4月30日(水)~5月2日(金):通常通り
5月 3日(土):憲法記念日 休み
5月 4日(日):みどりの日 休み
5月 5日(月):こどもの日 休み
5月 6日(火):振替休日 休み

11:15 AM