キャンプファイヤーではありません
師走、大掃除のお仕上げはお塔婆のお焚き上げ準備です。
蓮昭寺も「この日だけ」の普段手を入れることのない所も念入りにお掃除です。
寺族(お寺の住職家族のことです)総動員は当たり前ですが、有難いことに今年は助っ人が増えました。
高校生の息子の友人3人
さらに
ご縁あって10代から月参りをされている助っ人レギュラーTさん。
さらに、新年の交通安全のご祈祷申込にきて急遽参加のHさん。
*お掃除助っ人さんは年中募集しております。助っ人さんにはもれなくご加護がございます。
詳細は公式LINEでお問合せください。
高校生は高圧洗浄機を使い、墓地、お稲荷さんなど外回りを担当。
Hさんは燭台(ロウソクを立てる仏具)のロウの処置。
私は藁で作った(自作です)しめ縄&御弊(ゴヘイ 半紙等で切った白い飾り?に見えるアレです)担当。
Tさんは香炉(線香立てる仏具)の灰をザルを使って灰ふるい。(皆さんのお家の仏壇にある香炉も半年に1回でも行うとフカフカになるのでとってもおすすめです)
それぞれ得意分野でサクサク作業は進みます。
そして最後のお仕上げが写真のお塔婆お焚き上げ準備です。
適当に組んで着火すると、炎が上がりすぎ消防署に始末書は必至です。
お塔婆の組み方にはコツがあるのです。
そのコツとは
スキマを空けずキッチリ、ジェンガの如く組むべし!
↑のように組むと酸素が供給されにくくユックリ燃えてくれます。
お塔婆の他にも、ご位牌、お札、など(木、紙素材限定)を感謝のお経(お魂抜き:撥遣供養ハッケンクヨウといいます)をあげお焚き上げします。
この準備が終ると今年ももう少しだなあ感がジワジワとくるのです。